政治|2025年11月28日掲載

高橋会長、医療機関支援の補正予算対応について言及

日歯、定例会見を開催

日歯、定例会見を開催

 さる11月27日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、高橋英登会長)による定例記者会見が開催された。

 冒頭、高橋会長は高市新政権の物価高騰対策について言及し、病院をはじめとする医療機関だけでなく小規模の歯科診療所も厳しい経営状況であることを強調した。そのうえで、今回の提案された補正予算における「医療・介護等支援パッケージ」という補助金の緊急措置で対応するのではなく「本来であれば診療報酬改定で対応すべきだ」との認識を示し、議論の山場を迎えている令和8年度診療報酬改定のプラス改定の実現に向けて対応していくとした。

 引き続き、瀬古口精良副会長より11月20日に開催された「国民医療を守る総決起大会」に日歯として参加し、国民皆保険を堅持するための決議文が採択されたことが報告された。また、11月25日に開催された「カトレア会」(医療系の国家資格を有する自民党議員と関係団体の会)にも参加し、日歯として要望説明を行ったことが報告された。

関連する特集