社会|2026年2月24日掲載

咬合育成としてのMFTを熱く学ぶ1日となる

dhcoax 34th meeting KOBE開催

dhcoax 34th meeting KOBE開催

 さる2月22日(日)、スペースアルファ三宮(兵庫県)において、dhcoax 34th meeting KOBE(谷垣裕美子主宰)が開催され、歯科衛生士、歯科医師ら約100名が参集した。

 午前は、「DO IT ! やっちゃえMFT !! 35年の臨床を通して見えてきたもの~咬合育成の観点から~」と題して、長澤 賢氏(奈良県開業)が登壇した。

 この講演では、MFTはあくまでも矯正治療の補助的な役割だが、歯科医師の診断のもと、歯科衛生士とともに取り組むことが重要だと説明された。また、患者の成長発育を予測しながら必要なMFTの指導をすることの重要性と、まずセファログラムを見たうえで診断する必要性が語られた。

 午後は、子どもを成長期から診ることの重要性を長澤氏が解説した後、長澤歯科医院に勤務する中上尚美氏(歯科衛生士)が「歯科衛生士ができるMFTアプローチ~症例を通して見る評価と必要資料~」と題して自院で行っているMFTで揃えている資料を実際の症例に即して解説した。

 その後、同院の若松 葵氏(歯科衛生士)が、「舌の位置が変われば歯並びも変わる~MFTで改善した開口症例~」と題して、実際の症例をもとに舌が正常な位置にあることの重要性と、正常な位置を覚えるためのトレーニングを会場で配られたガムを使いながら解説した。

 最後に、長澤氏より口腔機能の回復によって認知症が改善された話が供覧され、口腔機能の改善から全身を健康に導いていくという歯科の使命を熱く共有する1日となった。

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