政治|2026年5月29日掲載
大杉常務理事、歯科技工所ベースアップ支援料に関する周知にコメント
日歯、定例会見を開催
さる5月28日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、高橋英登会長)による定例記者会見が開催された。
高橋会長は冒頭の挨拶のなかで、歯科技工士の処遇改善の対応の1つとして、令和8年度診療報酬改定で新設された歯科技工所ベースアップ支援料に一定の評価を示した。その一方で、CAD/CAM冠・インレーの適用拡大などにともなう設備投資の課題や、委託技工料の高騰などにふれながら、現場の厳しい経営状況を強調するとともに、今後は技術料と材料料、技工料を明確にしていく必要性を挙げた。
引き続き、大杉和司常務理事より、6月から実施される歯科技工所ベースアップ支援料に関する日歯会員への対応について説明がなされ、本支援料に関する行政通知の内容をわかりやすく解説するため、「1装置につき」に対する考え方について都道府県歯科医師会の担当者に周知を図っているとした。原則、装着料を算定している補綴装置などにおいて、歯科技工所ベースアップ支援料は算定可能だが、装着費用が含まれる支台築造や暫間歯冠補綴装置、三次元プリント有床義歯などに関しては、算定日に算定することが留意事項通知に記載されている。1装置に対する考え方については、算定不可の場合があるため、そのような情報に対する正しい理解をベースに、「歯科診療所と歯科技工所間で連携して対応していただくように施設基準の届出状況も注視していきたい」と述べた。