企業|2026年11月4日掲載
水上哲也氏、下田裕子氏が登壇
特別講演会「チーム医療でひらく 喜ばれる歯周外科の扉」が開催
さる11月1日(日)、有楽町よみうりホール(東京都千代田区)において、特別講演会「チーム医療でひらく 喜ばれる歯周外科の扉」(ケーオーデンタル株式会社主催、小坪奉文代表取締役社長)が開催され、水上哲也氏(福岡県開業)、下田裕子氏(歯科衛生士、水上歯科クリニック)が講演し、多数の歯科医師、歯科衛生士らが参加した。
水上氏と下田氏は、歯科医師と歯科衛生士が協業したこれまでの歯周治療の臨床を振り返った。水上氏は、近年注目されている歯周疾患のセメント質剥離について現状でわかっていること、歯周外科の基本、フラップデザインについて、下田氏は、歯周外科時の歯科衛生士のアシスト、歯周治療時の患者へのはたらきかけ、院内で「シンプルに」「要点を短く」まとめて院長に相談するコツなどについて解説した。
そのなかで水上氏は、歯科医師と歯科衛生士のチーム医療について、(1)メインテナンスに移行するときには、残存ポケットやBOPに加えて、個々の患者のリスク因子を評価することが重要、(2)患者の年代(ライフステージ)に応じて次の介入を考慮した設計を行うことが必要、(3)再介入は極力侵襲度合いを減じること、(4)長期にわたるメインテナンスでは予期せぬことが起こる、(5)歯科衛生士は続投(同じ患者を担当し続ける)したほうが良い、(6)患者さんとともに長期的に歩んでほしいと述べた。
最後に水上氏は、「歯周治療もインプラント治療も年を重ねるごとに患者に感謝されること」「歯科医師と歯科衛生士の仕事が充実すれば生活が充実すること」「歯周治療は歯科医師と歯科衛生士の連携が非常に重要な分野である」とまとめた。
歯科医師・歯科衛生士が患者の「噛む喜び」「食べる喜び」「人生を生きる歓び」に貢献し、歯科医療をとおして患者の人生を支える意義が伝わる会となった。