2025年1月27日掲載
オーラルピース物語―プロジェクト10年の軌跡―(第5回)
第5回:自院の強みと弱み、知っていますか?
経営戦略に必要な「みずからを知り、敵を知る」
孫子の兵法に「己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。この言葉が示すように、みずからを知り、敵を知ることは、持続可能な歯科医院経営において欠かせない視点です。具体的には、歯科医院の強みや弱み(内部環境)を明確に把握し、競合医院や市場環境の機会や脅威(外部環境)を冷静に分析することで、最適な経営戦略を立てることが可能になります。
前回ふれたSWOT分析は、歯科医院の経営戦略を考えるうえで非常に有効なツールとなります。SWOT分析とは、「強み(Strengths)」「弱み(Weaknesses)」「機会(Opportunities)」「脅威(Threats)」の4つの観点から自院や製品の現状を把握し、戦略を立てる手法です(図1)。この分析を行うことで、自院の特徴を活かした持続可能な成長が可能になります。今回は、オーラルピースの主成分である乳酸菌抗菌ペプチド「ネオナイシン-e®」の研究開発の成功例を紹介しながら、歯科医院経営におけるSWOT分析の進め方について詳しく解説します。