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2012年11月23日

東日本大震災復興支援チャリティー講演会「絆」に150名が参集

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 さる11月23日(金)、北海道歯科医師会館(北海道)において、東日本大震災復興支援チャリティー講演会「『絆』北海道から東北へ2012~『口腔』私の治療計画~」(同講演会実行委員会主催、北海道歯科医師会後援)が、約150名の参加者を集めて開催された。

 当日は高橋徹次氏(歯科医師、北海道)の開会の辞で幕を開け、つづいて、北海道で注目を集めている歯科医師(後述する佐藤氏以外すべて)を中心に終日にわたって興味深い数々の講演が行われた。

 午前の部では、柳 智哉氏による座長のもと、佐藤久美子氏(新潟県・歯科衛生士)による「今こそ見直そう! 院内感染管理対策!」、茶谷仁史氏による「外科的矯正治療における3次元分析とシミュレーション」、尾崎和郎氏による「歯根破折歯の保存の試みと歯列を守るインプラントの治療計画」、阿部浩亮氏による「Implant Overdenture」の講演がそれぞれ行われた。

 午後の部では、市岡千春氏による座長のもと、和田義行氏による「骨造成とインプラントの生化学 -From My Research-」、吉谷正純氏による「前歯部インプラントにおけるディシジョンメイキング-硬組織軟組織増生の相互関係-」、千葉豊和氏による「経過症例より学ぶ」、太田祥一氏による「歯科医療を行う上での下顎位の重要性とその捉え方」、柳 智哉氏による「CBCTを活用した治療計画」の講演が行われた。

 また、昼休みの前には、復興支援活動を積極的に行っている高井 徹氏(歯科医師、埼玉県)より、DVD講演が行われた。「被災地に思いを寄せる IV」~絆・その広がりと深まり、利他のこころ~と題して、震災後の復興支援に取り組んでいる様子が上映されると多くの聴衆が涙ぐんでいた。

 なお、今回の講演会で集まった義援金は北海道歯科医師会を通じて寄付される。