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2014年5月10日

第11回WDC総会が盛大に開催

会員発表および土屋賢司氏の講演が行われる

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 さる5月10日(土)、11日(日)の両日、新宿NSビル(東京都)にて、第11回WDC総会(天川由美子東日本支部長、林 美穂会長)が開催され、約70名が参集し盛会となった。

 まず初日の総会では、東日本支部、関西支部(中家麻里支部長)、西日本支部(吉村理恵支部長)よりそれぞれ活動報告がなされた。その後、各支部から計5名の演者が登壇し、会員発表が行われた。以下に演題・演者を示す。

・「私の目標とするインレー修復」(榊 梨紗氏、西日本支部)
・「初めてのMTA」(高橋朝子氏、東日本支部)
・「支台歯形成」(永原聡子氏、関西支部)
・「私の感染根管治療への取り組み」(来栖遼子氏、西日本支部)
・「床装置を利用した咬合誘導」(片岡京子氏、東日本支部)
 
各発表では、メタルインレーとセラミックインレーの比較、最近話題のMTA、支台歯形成への考察、根管治療に対するCTを用いた評価、拡大床を用いた症例など、日々の臨床に直結したテーマを取り上げながら、基本的なことを1つひとつていねいに行う真摯な姿勢が感じられた。

 2日目は、土屋賢司氏(東京都開業)が「審美修復治療を成功させるための超マル秘テクニック」と題して講演した。まず、今年開業25周年を迎えた氏が、今日に至るまでの大切にしてきた「7Cコンセプト」(Cure:技術、Care:ケア、Communication:対話、Comfort:快適、Cordiality:誠実、Contribution:貢献、Continuation:継承)の内容を、自身のラーニングステージや医院の歴史とともに紹介。その後、オベイトポンティックにおける歯槽堤の考察や、ガミースマイルの診断とその対応、侵襲の少ないインプラント治療など、長期症例を交えながら各テクニックのポイントを余すところなく解説した。