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  • <font color="green"><B>第3回日本包括歯科臨床学会学術大会・総会盛大に開催</B></font>

2014年8月23日掲載

「Longevityを実現する巧みの技」をテーマに

<font color="green"><B>第3回日本包括歯科臨床学会学術大会・総会盛大に開催</B></font>

<font color="green"><B>第3回日本包括歯科臨床学会学術大会・総会盛大に開催</B></font>
 さる8月23日(土)、24日(日)の2日間、JR九州ホール(福岡県)において、第3回日本包括歯科臨床学会学術大会・総会(筒井照子顧問、上田秀朗会長、樋口琢善大会長)が、500名の参加者を集めて盛大に開催された。大会テーマは一昨年の第1回大会からのLongevityの流れを引き継ぐ「Longevityを実現する巧みの技」であり、DentistryとStomatologyの融合がいっそう図られた大会となった。  大会では、基調講演5題、一般発表15題、歯科技工士セッション・特別講演1題、会員歯科技工士発表3題、コデンタルスタッフ一般発表5題が3つの会場に分かれて行われた。以下に基調講演・特別講演の演題・演者を示す。 ・歯科医師セッション 「患者の訴えから病態を探す~臨床診断のための生理学的咬合~」(筒井照子氏、福岡県開業) 「健康・長寿を支える歯科の役割」(河原英雄氏、大分県開業) 「長期経過症例に学ぶ」(白石和仁氏、福岡県開業) ・コデンタルスタッフセッション 「歯周治療のメインテナンス―SPTの重要性―」(内山 茂氏、医歯大臨床研修医指導医・臨床教授) ・歯科技工士セッション 特別講演「包括歯科臨床における咬合平面の捉え方と、その実践~AFM咬合器とキャリパスを用いて」(増田長次郎氏、兵庫県歯科技工所開業/長田耕一郎氏、福岡県勤務・歯科医師)  「歯科技工士とのコミュニケーション―補綴治療成功のために歯科医師と歯科技工士が共有すべき事項について」(大村祐進氏、山口県開業)  とくに筒井氏は、患者の機能障害の訴え(narrative)をいかに形態の異常、すなわちevidence(証拠、サイン)に置き換えるかが重要としたうえで、Stomatology とDentistryの融合について解説した。  また、河原氏は、医療人として患者の立場にたった「Longevity」すなわち健康長寿を考えることが重要とした。  なお、次回の第4回大会は、2015年8月29日(土)、30日(日)に東京で開催される予定。

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