2015年3月1日掲載
本多正明氏、奥森健史氏らが講演を行う
K.S.I. OPEN SEMINAR開催

・「機能するパーシャルデンチャーへと導くための押さえておくべきキーワード」(小山邦宏氏、デンタラディア)
・「模型上と口腔内におけるアドバンテージを再考する」(藤野智之氏、藤野歯科補綴研究所)
・「時間軸を意識したラボワークの時代へ」(奥森健史氏、デンタルプログレッシブ)
・「欠損補綴におけるサベイドクラウンを考察」(青木健治氏、本多歯科医院)
・「欠損補綴の「Longevity」を考察~パーシャルデンチャー、ブリッジ、インプラント補綴の比較~」(本多氏)
本セミナーにおいて重要視されていたトピックのひとつとしては、マウスプレパレーションとサベイドクラウンが挙げられるだろう。パーシャルデンチャーを口腔内で長期的に安定させるためには、マウスプレパレーションやサベイドクラウンによって、軸壁をコントロールすることが非常に重要になることが強調されていた。また、模型上ではなく、口腔内で機能させることが会としての目的であることも強調されていた。K.S.I.では各地でその考えを広めるためのコースを開催しており、『QDT Art & Practice』(小社刊)においても、2015年5月号から奥森氏の連載がスタートするので、ぜひご一読いただければ幸いである。