2015年8月1日掲載
東京ビッグサイトに歯科医療関係者17,068名が参集
東京デンタルショー2015開催

展示会場では、歯科用X線CT装置、歯科用マイクロスコープ、CAD/CAM、口腔内スキャンなど最新の歯科医療機器を積極的にアピールする説明員や、口腔ケア関連商品を展示するブースで開催されていたミニセミナーには多数の歯科衛生士が詰めかけるなど、盛況となっていた。
また、東京都歯科技工士会による「歯科技工士コーナー」、東京都歯科衛生士会による「歯科衛生士コーナー」が今回初めて設置されたほか、東京都歯科医師会による「外来環(歯科外来環境体制加算)コーナー」では、安心・安全な歯科医療を提供するためのAEDをはじめとする器材などを実際に体験する来場者も見られた。さらに、ジェル状の樹脂をUVやLEDライトで固める歯科技術の応用から生まれた「ジェルネイル」が体験できる「1DAYシンデレラ」では、整理券が配布されるほど多くの女性の関心を集めていた。
生涯研修セミナー会場では2日間にわたり、明日からの臨床に役立つ知識や技術が多岐にわたるテーマの内容が展開されたほか、外来環の施設基準に準拠した保険講習会なども新たな試みとして催された。また、超高齢社会における歯科医療の重要性が認識されつつあるせいか、メインテナンス関連の講演では、会場に収まりきらないほど盛況となったところもあり、参加者の関心の高さがうかがえた。