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2015年10月16日

ストローマン・ジャパン、「ミリングセンター見学会とスキャン&デザインセミナー」を7週間にわたって開催

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 ストローマン・ジャパン株式会社(東京都、嶋田 敦代表取締役社長、以下ストローマン社)は、さる10月16日(金)から17日(土)を皮切りに、11月27日(金)から28日(土)に至るまでの連続7週間、1泊2日のイベント「ミリングセンター見学会とスキャン&デザインセミナー」を開催している。本イベントは、ストローマン社がこの10月に正式オープンさせた「成田ミリングセンター」(千葉県)のPRを期して行われるもの。各回20名を募集し、金曜日の午後にミリングセンターの見学会を行い、その後金曜の夕刻から土曜日の夕刻にかけ、ヒルトン成田ホテル(千葉県)においてセミナーおよび懇親会を行う。

 初日となった10月16日(金)には、あいにくの天候にもかかわらず各地から定員どおりの参加者が成田空港に集合。その後、バスにて成田ミリングセンターに移動し、90分あまりの工場見学を行った。その後はホテルに移動し、初日を記念して招聘された勝山英明氏(神奈川県開業)および山崎長郎氏(東京都開業)の両氏がショートプレゼンテーションを行い、懇親会へと移った。また、翌日の17日(土)には、朝9時から16時30分まで、参加者2名につきほぼ1台が用意された「CARESスキャナーD7」を用い、クラウン・ブリッジ、カスタムアバットメント、そしてインプラントブリッジのスキャニングからデザイン、発注法に至るまで、終始自由な雰囲気でレクチャーと実習が行われた。

 なお、当日説明された成田ミリングセンターの主な特徴は以下のとおり。
1)成田で受信したデータはドイツのセンターに送信され、そこでCAMデータを生成。その後、日本側のミリングマシンがデータを受信し、自動的に加工する。
2)世界各国のミリングセンターで、統一された装置とプログラムを使用。1)とあいまって、世界中どのセンターで加工しても同じクオリティが得られる。
3)トレーサビリティを徹底し、依頼された技工物がどの工程にあるのかを即座に把握できる。
4)3種類のミリングマシン(アバットメント用、インプラントブリッジ用、クラウン・ブリッジ用)と3Dプリンタを擁し、24時間稼動。受注から加工までの過程も完全自動化。

 日本国内の歯科用CAD/CAMの分野では比較的後発となるストローマン社。今後はインプラント体で培った信頼を基に、CAD/CAMの分野でいかに知名度を向上していくかが期待される。