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  • <b><font color='green'>第49回歯科基礎医学会学術大会ならびに総会、夏の札幌で盛大に開催</font></b>

2007年8月30日掲載

テーマに「歯科基礎医学におけるフロンティアスピリット ―口腔から全身へ、そして口腔へ―」

<b><font color='green'>第49回歯科基礎医学会学術大会ならびに総会、夏の札幌で盛大に開催</font></b>

<b><font color='green'>第49回歯科基礎医学会学術大会ならびに総会、夏の札幌で盛大に開催</font></b>
 さる8月30日(木)、31日(金)の両日、北海道大学・学術交流会館、百年記念会館、クラーク会館にて、第49回歯科基礎医学会学術大会ならびに総会(会頭:脇田稔北大教授)が、「歯科基礎医学におけるフロンティアスピリット―口腔から全身へ、そして口腔へ―」をテーマに盛大に開催された。  今大会では、前回会頭である川崎堅三氏(鶴見大教授)の尽力と株式会社ロッテの協力により実現した特別講演「Intra-endosomal membrane traffic」(Prof. Jean Gruenberg:スイス・ジュネーブ大)をはじめとして、ライオン学術受賞講演2題、歯科基礎医学会賞受賞講演5題、シンポジウム4題、ランチョンセミナー「次世代再生医療としての歯の再生」(辻孝東理大教授)のほか、108題の一般口演、360題のポスター発表が披露された。さらに、今回新たな試みとして、ポスター発表のなかからテーマ別に口頭で概略を説明し、その場で討論を行う形式のポスターワークショップも40題行われた。  とくに、メカニカルストレスに着目したものや破骨・造骨細胞増殖因子(タンパク)に対するシンポジウム・研究発表が多く興味を集めていたほか、おもに硬組織の実態解明に3DXが普及してきている背景が垣間見られる大会となった。  なお、大会前日29日(水)には、8題のサテライトシンポジウムも行われており、次世代の歯科基礎医学研究者により今後の研究の展望がディスカッションされた。

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