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2025年3月号掲載

第2話:データから読み解く歯科界を取り巻く環境の変化(後編)

※本記事は、「新聞クイント 2025年3月号」より抜粋して掲載。

歯科診療所がついに減少へ注目すべき都道府県の偏在

 前回は、歯科界を取り巻く環境の変化について解説しました。今回は、引き続き環境の変化を追いながら経営状況について、深掘りしたいと思います。
 日本の総人口は2008年をピークに減少に転じています。同様に、歯科診療所数も2016 年の69,940 施設をピークに減少が続いています。図1は、総人口と歯科診療所数が減少に転じた2000年から2020年の20年間における都道府県単位での「人口増減」と「歯科診療所数の増減」を類型化し、変化なしの起点を100%として4つのブロックに区分けしました。
 左下の分画(図中①):人口と歯科診療所数ともに減少した都道府県を含む。左上の分画(図中②):人口は減少しているが、歯科診療所数が増加している都道府県を含む。右上の分画(図中③):人口と歯科診療所数ともに増加している都道府県を含む。なお、右下の分画(人口が増加し、歯科診療所数が減少する)は該当する都道府県が存在しませんでした。
 このように、都道府県単位でみた場合、歯科診療所数の増減は人口の増減に大きく影響を受けており、3つの類型に分類できます。それぞれの状況を正確に把握し、変化を理解することが求められます。

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