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2020年6月20日

嘉村田中岩永米国専門医.comとデンタルキャリアセミナー、スピンオフ企画を開催

「留学経験者が語る留学までの経緯とその後」をテーマに約170名が参加

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 さる6月20日(土)、オンラインミーティングプログラムのZoom上において、スタディグループの「嘉村田中岩永米国専門医.com」と「デンタルキャリアセミナー(通称:デンキャリ)」によるスピンオフ企画「留学経験者が語る留学までの経緯とその後」が開催され、約170名が参加した。これは、今後のキャリア形成や海外留学などに興味がある歯科学生や若手歯科医師などを対象にしたもので、今回の参加者のうち約1/3を歯科学生が占めるなど、関心の高さがうかがえた。

 当日は、前川祥吾氏(ミシガン大客員研究員)、岩永 譲氏(ルイジアナ州ニューオーリンズ勤務)、岸本隆明氏(大分県勤務、米国歯周病専門医)、嘉村康彦氏(テキサス州ダラス勤務、米国歯内療法専門医)、田中 毅氏(フロリダ大勤務、米国歯周病専門医)、桑島 梓氏(米国口腔顔面痛専門医)がそれぞれ講演。留学のきっかけとなった出来事や影響を受けた人物、どこにゴールを設定し、そのためにどのような道を歩んできたか、そして現在はどういった活動をしているかなどが紹介された。多くの演者に共通していたものとして、「他人と自分を比べないこと」「目的と手段を混同しないこと」「できるだけいろいろな人と会うこと」などが挙げられた。

 各演者の講演中には、随時チャットにて参加者からの質問を受け付け、「大学在学中に、留学のために準備しておいたほうがよいことは?」「留学資金は最低どれくらい準備しておいたほうがよいか?」などが寄せられ、演者らはていねいに答えていた。

 最後に、デンキャリの代表を務める武田 渉氏(福岡県勤務)より、デンキャリの概要や活動などが紹介された。なお、デンキャリはきたる8月2日(日)に歯学部6年生および研修医を対象とした30名限定のセミナーを開催予定とのこと。