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2022年2月6日

東京医科歯科大学歯科同窓会、第8回ウーマンズボイスWeb講演会を開催

「エンドのストレスを軽くする難症例の見極め方」をテーマに

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 さる2月6日(日)、第8回ウーマンズボイスWeb講演会(東京医科歯科大学歯科同窓会同窓会活性化委員会主催)がWeb配信にて開催された。本講演会では、「エンドのストレスを軽くする難症例の見極め方」をテーマに、本同窓会会員である和達礼子氏(東京都開業)が、歯内療法専門医の立場から、エンドの難症例の特徴とその対応について講演を行った。

 講演のなかで和達氏は、患歯が難症例ではないか疑うことや、難症例の特徴を把握しておくことの重要性を述べた。そのうえで、実際の症例を具体的に例示しながら、垂直性歯根破折の特徴的所見、根管の見落としが起こりやすい部位と、それを防ぐための対策、地味に難しい患歯として作業長が長い歯、硬い歯、根の近接、タウロドントを挙げた。講演会の最後には質疑応答の時間が設けられ、参加者より出された根管充填のタイミングについての質問に対し、和達氏はていねいに回答していた。

 また、今回は無料のセミナーだったが、東京医科歯科大学歯科同窓会には有料のセミナーであるC.D.E.(Continuing Dental Education)も用意されているので、ぜひ臨床に役立ててほしいと紹介があり閉会した。