関連キーワード

2025年2月号掲載

第1回 高齢者を取り巻く現状と歯科の必要性

※本記事は、「新聞クイント 2025年2月号」より抜粋して掲載。

高齢化率29%から40%へ高まる医療ニーズと受療率

 内閣府が発行した令和6年版高齢社会白書によると、令和5年10月現在、日本の高齢化率は29.1%、日本はすでに人口減少社会に転じており、この高齢化率は今後も上昇を続け40%程度まで上昇することが予測されている。政府の予測は外れるものも多いが、残念ながら人口推計は、ほぼ正確に予測が的中しており、歯科に限らずすべての医療従事者が高齢者医療にかかわらざるを得ない状況が今後も続くことは間違いない。
 日本歯科総合研究機構がまとめている令和2年年齢階級別受療率によると、医科では60代から受療率が大幅に増加、80歳前後から診療所は減少に転ずるが、病院の受療率はさらに増加し、高齢者の医科の受療率は総じて高いことがわかる。一方で歯科外来の高齢者の受療率は、大きな増加を見せることなく、75歳以降はさらに減少していく(図1)。

続きを読むには…

この記事は会員限定です。

会員登録すると読むことができます。

関連する記事

関連する特集