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2008年11月30日

第9回咬合フォーラム「現代の咬合を科学する」

約340名の参加者を集めて盛大に開催

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 さる11月30日(日)、灘尾ホール(東京都)にて、日本顎咬合学会(夏見良宏理事長)の第9回咬合フォーラム「現代の咬合を科学する」が、約340名の参加者を集めて盛大に開催された。岩田健男氏(東京都開業)の座長のもと、以下の3講演が行われた。

講演1「下顎の歪みと、特に心との深い関わりについて―咬合は肩凝りや頭痛だけにとどまらない―」(續 肇彦氏、神奈川県開業)
講演2「安定した下顎位を得るために―咬合由来の全身的症状と咬合のバランス―」(平井 順氏、神奈川県開業)
講演3「私の咬合治療の目的とその概念」(下川公一氏、福岡県開業)

 續氏は、臨床において咬合と心は非常に深い関わりある点を長期経過から示し、平井氏は、咬合診断用の資料と作り方をステップバイステップで示した。最後に講演を行った下川氏は、筋・筋膜・トリガーポイントへのマッサージを含んだ咬合治療の実際を解説。改善の様子が手に取るようにわかる多くのケースのビデオ解説に会場がわいた。