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2022年4月6日

株式会社プロシード、歯科矯正用アンカースクリューセミナーをWeb配信にて開催

「アライナー矯正における歯科矯正用アンカースクリューの組み合わせ方」をテーマに

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 さる4月6日(水)、歯科矯正用アンカースクリューセミナー(株式会社プロシード主催)がWeb配信にて開催された。

 今回のセミナーは牧野正志氏(千葉県開業)による講演「アライナー矯正における歯科矯正用アンカースクリューの組み合わせ方」が行われた。牧野氏は日本アライナー矯正歯科研究会をはじめ、さまざまな研究会やスタディグループにてアライナー矯正治療やプレオルソを用いた小児矯正システムに関連する講演を行っており、アライナー矯正歯科専門誌の「Journal of Aligner Orthodontics(英文誌、Quintessence Publishing刊)」に症例報告「Treatment of deep bite with “gummy smile” using clear aligners and temporary anchorage devices: a case report(アライナー型矯正装置と歯科矯正用アンカースクリューを用いた“ガミースマイル”をともなう過蓋咬合の治療)」がアクセプト・掲載されるなど、活躍中の歯科医師である。

 講演ではアライナー矯正治療における歯科矯正用アンカースクリューの使い方を「圧下」「遠心移動」「抜歯症例のアンカレッジ」の3つとし、その適応と可能性、限界について理論と症例を交えて講演した。ブラケット・ワイヤーによる矯正歯科治療と、アライナーによる矯正歯科治療では根本的に得意な力のかけ方が異なるため、これを熟知した歯科矯正用アンカースクリューの使用が肝要であるとした。

 今後のセミナーは、きたる4月20日(水)に高橋一誠氏(神奈川県勤務)による「若手矯正医が応用しやすい歯科矯正アンカースクリューの使用方法について」、5月18日(水)に藤原康則氏(京都府開業)による「歯牙移動におけるTADの活用MTMから全顎矯正まで」が予定されている。セミナーの詳細はこちらから。