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2023年6月1日掲載

5つのデザインコンセプトのもと、さらなるデジタル化の推進を強調

デンツプライシロナ(株)、東京・銀座ショールームをリニューアルオープン

デンツプライシロナ(株)、東京・銀座ショールームをリニューアルオープン
 さる6月1日(木)、デンツプライシロナ東京・銀座ショールーム(東京都)において、デンツプライシロナ株式会社(佐伯広幸代表取締役社長)による同施設のリニューアルオープンを記念し、オープニングセレモニーおよび内覧会が開催された。

 会場では、テープカットが行われた後、担当者より1)User Interface、2)Usability、3)Communication、4)User Experience、5)Interaction Design――5つのデザインコンセプトが紹介され、特に今回ショールームの中央部分に設置された162インチの巨大LEDモニターをはじめ、デジタル化を推進する企業姿勢が強調された。

 内覧会後の記者からのインタビューに答えたBruce Peatey氏(デンツプライシロナ社Group Vice President、APAC)は、デンツプライシロナ社の「世界全体の口腔内の健康を守る」を理念に掲げたうえで、世界人口の60%を占めるアジア圏を重要な拠点と捉えていることを強調。日本以外にも、香港、シンガポール、インドネシア、マレーシアに支社を構え、今後も積極的にイノベーションを行っていく方針を示した。そして、「製品の開発のみならず歯科医療従事者の技術の向上に向けた臨床プログラムの構築や、研鑽の場を提供するための施設の整備、人材教育に対して投資を強化していく」と述べた。

 佐伯氏は、デジタルデンティストリーにおけるフロントランナーとしてデンツプライシロナ社の使命に言及。「デジタルデンティストリーを臨床に落とし込むことで歯科医療の発展に貢献し、ひいては患者さんの健康に寄与したい」と述べた。また、日本の臨床は高いレベルにあることにふれ、「日本の臨床家とともに技術力を世界に発信し、イノベーションを起こしていきたい」と締めくくった。

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