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2009年3月20日

第2回 口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会

「適切な診断および安心・安全なインプラント外科埋入手術」をテーマに盛大に開催

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 さる3月20日(金)、21日(土)の2日間、東京医科歯科大学にて、口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会(日本口腔インプラント学会主催)が「適切な診断および安心・安全なインプラント外科埋入手術」をテーマに、約150名の参加者を集め開催された。本学会は、専門医制がスタートしてから会員数も急速に増加し、現在10,000名を超えるまでに至った。本講習会は、知識や治療技術の向上、治療に対するコンセンサスを図ることを目的に、2日間にわたって実施された。

 1日目は、佐藤淳一氏(鶴見大歯学部附属病院口腔顎顔面インプラント科科長)が「上顎洞底挙上術における診断と治療上の注意点」、代居 敬氏(日歯大生命歯学部歯科放射線学講座教授)が「インプラント埋入手術術前X線診断基準」、矢島安朝氏(東歯大口腔インプラント学研究室主任教授)が「インプラント手術に伴う重篤な医療事故への対応」、堀内克啓氏(阪大歯学部臨床教授)が「インプラント治療における歯槽堤造成術の基礎とガイドライン」をテーマに、それぞれ講演を行った。

 2日目は、岡田隆夫氏(阪大歯学部臨床准教授)が「インプラント埋入手術におけるポジションと初期固定」、西村 眞氏(大阪府開業)が「審美を考慮したインプラント埋入手術」、藤井俊治氏(神奈川県開業)が「インプラント治療における病診連携」をテーマに、それぞれ講演を行った。

 ディスカッションでは、1日目の演者も交えて行われ、会場からの日常で直面している疑問について、各演者が懇切丁寧に回答していた。

 なお、次回の第3回講習会は、きたる8月1日(土)、2日(日)の2日間、ニューオータニ福岡にて開催予定である。