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2009年7月5日

平成21年度鶴見大学文学部・鶴見大学短期大学部同窓会生涯セミナー開催

「歯科衛生士に必要な歯科麻酔の知識と全身管理~インプラント治療、障害者歯科治療、訪問診療における応用~」をテーマに

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 さる7月5日(日)、鶴見大学会館(神奈川県)において、平成21年度鶴見大学文学部・短期大学部同窓会(浅田美知子会長)生涯セミナーが「歯科衛生士に必要な歯科麻酔の知識と全身管理~インプラント治療、障害者歯科治療、訪問診療における応用~」をテーマに開催され、約50名の歯科衛生士が参集した。本セミナーでは、關田俊介氏(鶴見大歯学部麻酔学教室講師)を講師に迎え、終日にわたって講義および実習が行われた。

 麻酔は、歯科治療で頻繁に行われるものであるが、麻酔薬とはヒトの意識および運動機能を司る脳のはたらきを抑制するものであり、それに伴いヒトの生命を維持する機能までにも影響してしまうもの。よって術前には十分な検査や患者の些細な変化にも術者が気付かなければならないとし、講義では、麻酔の役割や術前の検査、歯科治療に影響を及ぼす全身疾患などについての解説がなされた。また、昨今、静脈内鎮静法がインプラント治療や障害者歯科治療で応用されることから、静脈内鎮静法のメリットや適応などについても取り上げた。

 講義最後には、治療中の全身管理や緊急時の対応などの解説がなされ、その後、実際に機器を用いた血圧測定やパルスオキシメーター測定、モニターの読み取りなどの実習が行われた。