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2009年8月2日

筒井塾 咬合療法研究会第7回総会が開催

筒井照子氏の基調講演ほか多数の発表が行われる

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 さる8月1日(土)、2日(日)の2日間、日本歯科大学富士見ホール(東京都)において、筒井塾咬合療法研究会第7回総会(倉田 豊大会長、筒井照子会長)が開催され、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士ら163名が参集した。2日間にわたり基調講演、インストラクター発表、インストラクター評価希望者発表、一般講演が行われた。

 筒井氏による基調講演「口腔 治癒への道」は2日間に分けて2部構成で行われ、初日は「崩壊への道がたどれないと、治癒への道もたどれない」、2日目は「ストマトロジーとしての口腔崩壊の分類」を副題に講演。生体を治癒に導くには、病態に陥った原因を探し、取り除き、手を貸し、生体の治癒能を引き出す「Stomatology(口腔医学)」と、崩壊した部分を修復することによって崩壊以前の口腔に戻す「Dentistry(歯科修復学)」の重要性を症例の過程を通して説いた。

 インストラクター発表では、中村健太郎氏(愛知県開業)の座長のもと、林 徳俊氏(愛知県開業)、倉田氏が「咬合療法を行った症例への自己検証」と題してそれぞれ講演。咬合療法を行った患者の術後について自己批判を含め検証するとともに、研究会としての今後のあり方について提言を行った。

 その他、各会員による咬合療法への取り組みについて熱のこもった講演がつづき、総会は盛会裏に終了した。