Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2008年9月20日

第1回日本介護歯科衛生士養成協会入会講演開催

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる9月20日(土)、21日(日)、川口駅前市民ホールフレンディア(埼玉県)にて、第1回日本介護歯科衛生士養成協会入会講演(竹前健彦会長)が行われ、75名が参集した。
 本協会は、介護現場における歯科衛生士不足から、ライセンスは保持しているが就労していない歯科衛生士が実働できるよう養成していくことを目的に発足した会である。第1回めとなる今回は、講演・実習の他、最後に入会試験が行われ、非常に実践的な内容となった。
 講演では、「高齢者の特性と口腔機能に障害をもたらす疾患」(植松 宏氏、医歯大大学院教授)、「歯科衛生士による専門的口腔ケアの理論と実践~口腔機能向上支援、リスク管理の紹介~」(植田耕一郎氏、日大歯学部教授)、「リハビリテーションスタッフの一員として」(宮下順子氏、歯科衛生士)、「食支援における他職種との連携」(菊谷 武氏、日歯大付属病院准教授)、「専門的口腔ケア~その意義と実践~」(米山武義氏、静岡県開業)の5つが行われ、介護現場で就労するにあたって押さえておきたい知識や、多職種協働における歯科衛生士の役割などの解説がなされた。  終始真剣な表情で講演に聞き入る参加者の姿が見られ、今後数多くの歯科衛生士が介護現場で活躍することを期待させる会となった。