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2010年3月22日

日本審美歯科協会創立25周年記念大会が盛大に開催

「美を巡る旅~第二章~」をテーマに

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 さる3月22日(月)、東京国際フォーラムにおいて、日本審美歯科協会創立25周年記念大会(榊 恭範会長、上田秀朗実行委員長)が「美を巡る旅~第二章~」をテーマに開催され、800名を集める盛会となった。

 榊氏による会長挨拶の後、本大会はA、B、Cの3つのセッションに分かれて数多くの講演が行われた。

 Aセッションでは、エンド、ペリオ、インプラント、審美修復の4つのテーマで開催された。なかでも、ペリオの分野で登壇した白石和仁氏(福岡県開業)は「審美領域における歯周外科処置を再考する」と題して講演し、氏の歯周外科のコンセプトについて多くの症例とともに解説がなされた。また、インプラントの分野で登壇した水上哲也氏(福岡県開業)は「歯種別、条件別にみたインプラント審美修復」と題し講演。個々の歯種、条件による術式選択やアプローチの違いについて提示された。

 Bセッションでは、「動画で学ぶ基本手段」と題し、接着修復、形成印象、エンド、歯周外科、インプラントの5つのテーマでそれぞれ講演が行われた。各講演では基本手技のステップについて、写真だけでは伝わりにくい手技の勘所が動画を用いて解説がなされ、たいへん好評であった。

 Cセッションで行われた歯科衛生士セッションでは、歯科医師や歯科技工士との連携の重要性、外科手術時のアシスタントのポイント、インプラント治療後のメインテナンスの実際などの講演が行われた。また、下川公一氏(福岡県開業)による教育講演「審美歯科におけるスマイルトレーニングの治療効果」も注目を集めた。

 一方、エントランスホールでは、会員に事前に公募した審美症例を展示する"スマイルギャラリー"も開催。『上顎前歯部修復』をテーマに多数の参加があり、優秀賞には吉田 健氏(福岡県開業)が選ばれた。