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2011年2月22日

日本財団と日歯、「TOOTH FAIRYプロジェクト」記者会見を開催

日本初となる2つのプロジェクトに寄付

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 さる2月22日(火)、日本財団ビル(東京都)において、日本財団(笹川陽平会長)および日本歯科医師会(大久保満男会長)による共同記者会見が開催された。本会見は、2009年6月から日本財団と日本歯科医師会が行う社会貢献活動「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」(歯科治療で不要になった撤去金属を回収・リサイクルして得た資金をさまざまな公共活動に充てるプロジェクト)の寄付金が1億6,500万円を突破したこと(参加歯科医院数:3,234医院、寄付金総額:1億6,588万7,426円、2011年2月21日現在)、およびその寄付金の使途として、日本初となる2つのプロジェクト「小児ホスピス」「小児がん専門施設」の開設が決定したことによるもの。会場には一般紙をはじめ、多くの報道陣が参集した。

 会場では、笹川会長および大久保会長の挨拶後、細谷亮太氏(財団法人海のみえる森理事長、聖路加国際病院副院長)より「小児ホスピス『海のみえる森』」、萩原雅美氏(NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス理事)、田村亜紀子氏(同法人事務局次長)より「小児がん専門施設『チャイルド・ケモ・ハウス』」の概要説明が行われた。

 引き続き、「TOOTH FAIRY」プロジェクトの概要のほか、回収から換金に至るまでの流れが日本財団担当者より報告され、実際に回収された撤去金属や、換金された金額相当分のインゴットも披露された。

 なお、「TOOTH FAIRY」プロジェクトの第1弾としては、「ミャンマー学校建設プロジェクト」が進行しており、すでにミャンマーに10校が建設されている。