トピックス 2011年7月16日掲載 「次世代の口腔医・口腔内科学の確立にむけて」をテーマに <font color='green'><b>第26回日本歯科心身医学会総会・学術大会開催</b></font> 後で読む さる7月16日(土)、17日(日)の両日、「かでる2.7」北海道立道民活動センター(札幌市)において、第26回日本歯科心身医学会総会・学術大会(安彦善裕大会長、豊福 明理事長)が「次世代の口腔医学・口腔内科学の確立にむけて」をテーマに開催された。 歯科にはさまざまな基礎疾患をもった患者が訪れる機会が増えており、その多様化した口腔疾患を診断・治療する分野として「口腔内科」が大学病院などで開設されている。顔面・口腔内粘膜・舌の痛み、唾液のトラブルなどは、器質的な異常がある場合と、歯科心身症、精神病の場合があり、原因は違うがこれらの症状は近接しており、鑑別のための知識が必要とされている。このような背景のもと今回の大会では、口腔内科のなかでの歯科心身医学の位置づけを示すシンポジウムなどがなされた。