2024年1月号掲載
私の道具箱 アバットメント保持用フォーセップス
※本記事は、「ザ・クインテッセンス 2023年10月号」より抜粋して掲載。
はじめに
インプラント治療時,とくに上部構造のパーツの取り扱いには慎重さが必要になる.
大臼歯部にヒーリングアバットメントや印象用コーピングなどを運ぶ操作は,狭い口腔内に手指を奥まで入れ,視界が妨げられるうえに落下を恐れながらの操作が必要になり,神経がすり減る工程の1つである.
そのような時に本稿で紹介する「アバットメント保持用フォーセップス」を用いると,部品が滑って落下することなく視野も確保でき,非常に有用である.以下にその特徴を解説する.