特集 2024年3月号掲載 業務範囲のグレーゾーン、どこまでセーフでどこからアウト? 歯科技工業務の境界線Q&A(第2回) 後で読む ※本記事は、「QDT 2024年2月号」より抜粋して掲載。 第2回:歯科技工士が開口器やミラーを患者に使うのは問題か? 歯科技工士がカメラで撮影する行為自体は問題ないが… 歯科技工士にとって、患者の顔貌、歯や歯肉の色調、製作プロセスにおける記録などにおいて写真撮影は極めて重要な作業であり、ある意味「プロのカメラマン」でなければならない。また、歯科診療において、患者の口腔内の写真撮影は、色調、排列などの確認の情報採取、伝達を行ううえで重要である。患者の口腔内写真は、通常、咬合時に... 末瀬一彦 すえせ・かずひこ 歯科医師・(一社)日本歯科技工学会監事 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。