2022年11月号掲載

たゆたう姐さんDTのひとりごと(第8回)

たゆたう姐さんDTのひとりごと(第8回)
※本記事は、「QDT 2018年 8月号」より抜粋して掲載。 第8回:転機と卒後教育機関 次女0歳の4月。無事に保育園に入園もできて、二度目の職場復帰。その年の夏、父の病気が発覚した。今すぐに亡くなってもおかしくない状態の脳腫瘍。著述業の父は、仕事復帰することだけが病気と戦う糧だった。仕事柄、脳の病気をしたということが世の中に知れると干されるということもあり、父は「病気のことを誰にも話すな」と家族に言った。父は本当の理由を隠して初めて連載を休んだ。父の言葉通り、誰にも相談せず、母、弟、...

続きを読むには…

この記事は会員限定です。

会員登録すると読むことができます。