2026年6月号掲載
【PR】医療物販学ラボ関東支部 × Kenvue はじめての一歩らぼ ちょっと好き♡になる洗口液の世界
※本記事は、「クイント・オーラル・インフォメーション 2026」より抜粋して掲載。
2026年4月、都内某所にて、歯科医師の中原維浩(なかはらまさひろ)先生が主宰する『医療物販学ラボ(イブラボ)』の会員の皆さんと、洗口液の理解を深めながら、最近の洗口液に関する話題‘‘長期使用問題’'をはじめ、洗口液の使用について広く皆で考える勉強会が行われました。イブラボの会員である歯科医師、歯科衛生士、そしてトリートメントコーディネーター、合わせて11名と、オンラインでも会員の皆さんにご参加いただきました。
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洗口液の紹介
「洗口液のこと、知っていますか?」
Agenda
●日本での洗口液の普及状況
●洗口液の歴史
●洗口液の殺菌成分(4種のエッセンシャルオイル)
●殺菌成分の化学的性質とバイオフィルムヘの浸透殺菌
●ブラッシングとエッセンシャルオイル入り洗口液併用によるプラーク減少1)
●エッセンシャルオイル入り洗口液継続使用による口腔内細菌叢の変化2,3)
●エッセンシャルオイル入り洗口液使用による唾液量とpHの変化4)
プラークなどのバイオフィルムの表面は陰イオン性に帯電していますが、エッセンシャルオイルは非イオン性であるため、バイオフィルムの電荷にかかわらず中まで浸透しやすいという特徴があります。また、2024年の報告では、歯肉炎がある患者でエッセンシャルオイル入り洗口液を継続して(最大12週)使用すると菌の総数が減少し、より健康な細菌叢に近づくという結果が発表されています2,3〕゜さらに、エッセンシャルオイル入り洗口液を使うと、ブラッシングだけの時よりも唾液星が増えることなどが、最新の臨床試験で示されています4)。このように、洗口液のプラークヘの効果や殺菌力だけでなく、毎日洗口液を使用した場合の口腔内環境や安全性についての研究もされています。
1) ML Bosma, et al. BMC Oral Health. 2024 Feb 3;24(1);178.
2) K Min, et al. BMC Oral Health. 2024 May 18;24(1):578.
3) K Min, et al. BMC Oral Health. 2024 May 17;24(1):575.
4) K Milleman, et al. J Am Dent Assoc. 2025 Dec;156(12):991-1000.e3. doi: 10.1016/j.odaj.2025.08.022.
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洗口液DIV体験
「実際に洗口液を作ってみよう!」
4つのエッセンシャルオイルが混ざった白濁液とそれ以外の成分が入った透明な液を混ぜ、実際に洗口液を作成してみました。4つのエッセンシャルオイルが混ざった白濁液とそれ以外の成分が入った透明な液を混ぜ、実際に洗口液を作成してみました。
香りや味、色付けの体験も。
Step
● 4EO pre-mix(白色ボトル)をコップに入れる
● Aqua pre-mix(透明ボトル)をコップに加えてかき混ぜる
●お好みの色を加えてかき混ぜる
● お好みのフレーバーを加えてかき混ぜる
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意見交換
「洗口液の長期使用問題について」
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意見交換
「この患者さんに、あなたなら何を提案する?」
症例の口腔内の写真から、患者さんの性格やライフスタイル、バックグラウンドも想像しながら、各参加者がこの患者さんにより適切だと思う具体的なオーラルケアグッズの提案が考えられました。
製品に含まれている成分と効能・効果を理解して、患者さんの症状に合わせた”根拠“のある処方を。
患者さんに適切な歯ブラシや歯間ブラシによる機械的プラークコントロールに加えて、抗炎症作用があり、知覚過敏用の歯磨き粉を使い、昼は低刺激の洗口液、夜は染みる部分に塗布タイプのジェルなど、多種のアイテムの組み合わせが考えられました。歯科衛生士の皆さんが、患者さんの「この症状には、この成分のある、この製品」と、製品の成分と効能・効果を理解して、より適切な処方に真剣に取り組んでいました。
最後に、「この患者さんは12年歯科医院に通っていなかった。なぜ急に12月に左奥歯が痛くなって来院したと思いますか?」との中原先生からの問いに対して、 “寒くなったから、食いしばりをするようになっだ'、“年末の忙しさでストレスから歯ぎしりをするようになったのでは?"との意見が出る中、中原先生から、「実は、この方は冬になってミカンをたくさん食べるようになったそうで、‘'酸蝕症"の可能性もあります。季節的に原因として考えられることも問診に加えてみては」とアドバイスがありました。推理ゲームのように、患者さんの口腔内の写真から読み取れる習慣や性格、来院した季節などから予想して、真剣に患者さん一人一人に向き合って、適切なオーラルケアグッズを考える姿がありました。