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2024年7月号掲載

Vol. 6 小児う蝕の感染症プロセスに介入する意義

※本記事は、「新聞クイント 2024年7月号」より抜粋して掲載。

小児う蝕(ECC)予防に寄与する要因を考える

 令和4年度歯科疾患実態調査によると、小児のう蝕有病者率は年々減少しています。はたしてその要因は何なのでしょうか? 巷でいわれているフッ化物配合歯磨剤の高い普及率は、確かに要因の1つだと思います。しかし、それだけでは年々増加している成人のう蝕への説明がつきません。
 やはり1960年代の「むし歯の洪水」とよばれた時代から、自治体の乳幼児歯科健診や幼稚園・学校での保健教育、また歯科医院における口腔健康管理の場で食生活や刷掃習慣を改善するための歯科保健指導が脈々と繰り返されたことも大きな要因だと考えます。さらに、早期から歯科医院を定期受診し、フッ化物応用を含むプロフェッショナルケアを適切な時期に受療できる環境が整ってきたことも挙げられます。

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