2024年8月号掲載
第7回:小児がん診療の難しさと口腔管理(後編)
※本記事は、「新聞クイント 2024年8月号」より抜粋して掲載。
小児がんにおける口腔衛生管理の実際
当科では、がん治療における薬剤の種類と量、照射野と線量、口腔の状態と血液データなど、全身の状態で若干の変更はありますが、小児も成人も同様の口腔衛生管理を行っています(図1)。唯一、変更している点は、歯科医師や歯科衛生士を含めたチームの口腔のアセスメントと介入に対する心構えだけであり、そのように若手スタッフには指導しています。実際、これらの優先度を間違えると口腔有害事象の管理がうまくいきません。これは、口腔衛生管理が適切にできてないことを示していますので、避けなければなりません。