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社会|2021年5月2日掲載

(一社)MID-G

2020年度MID-G総会、特別講演会がWeb配信

田村厚労相(写真中央)とMID-G理事ら。
田村厚労相(写真中央)とMID-G理事ら。
 3月28日(日)、Doctorbook academyにおいて、2020年度MID-G総会 特別講演会(MID-G主催、和田匡史代表理事)がWeb配信された。演者として、田村憲久氏(厚生労働大臣)および山田 宏氏(参議院議員)ら現職の国会議員2名を招聘し、現在のコロナ禍における医療体制への提言をテーマに講演が展開された。

 まず山田氏は、口腔ケアを推奨された小学校ではインフルエンザの罹患率が著しく低かったという、歯科の重要性に気付くきっかけとなった東京都杉並区長時代のエピソードを披露。また、新型コロナウイルスの重症化に歯周病の有無が関連していることを示し、定期的な口腔ケアの重要性を強調した。氏は歯科口腔保健や歯科医療に充てる関連予算を大幅に増額させるなどの政治的手腕も発揮しており、講演の最後には「これからの日本の健康政策において歯科が中心的な役割を果たしてほしい」とのメッセージを発信した。

 その後に行われた山田氏と和田氏の対談では、歯科衛生士の慢性的な不足や歯科技工士の減少などの問題をうけ、歯科医療従事者への復職支援についてのディスカッションが行われた。

 最後のプログラムとして、田村氏が登壇。全国の歯科医院で新型コロナウイルスによるクラスターが1件も確認されていないことへの称賛とともに、コロナ禍においても定期的な歯科受診が推奨された。また、新型コロナウイルス対策と今後のロードマップが詳らかにされ、好評を博した。

 配信前から大きな話題となっていた本総会は、期待を裏切らない充実の内容となった(特集はこちら)。

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