社会|2021年8月1日掲載
中央社会保険医療協議会
磁性アタッチメントが区分C2で保険適用

本製品は、ダイレクトボンディング法によりキーパーを装着した根面板を支台歯に装着し、有床義歯に磁石構造体を装着することにより、磁気吸引力で義歯の維持力を得る磁性アタッチメントである。従来の支台装置であるクラスプと比較して、有害な側方力などを吸着面の滑りなどにより緩和することが可能で、支台歯の負担を軽減することができる。
磁性アタッチメントを用いた有床義歯治療はこれまで保険適用外であったが、今回「フィジオマグネット」を用いた治療のみ保険適用となった。超高齢社会の日本において有床義歯の需要はさらに増加してくると思われる。今後の動向に注目が集まる。