2017年3月17日掲載
住友理事長、今後の活動の方向性についてコメント
(一社)日本歯科医学会連合、記者会見を開催

冒頭の挨拶の中で住友理事長は、学会連合が設立して1年が経過するにあたり、事業活動に関する各種委員会の現状や日本歯科医学会と学会連合との棲み分けなど、今後の方向性について言及。学会が大きく発展していくための多くの提案が出てくることに期待を寄せた。
その後、井上 孝専務理事より、厚生労働科学研究や日本医療研究開発機構(AMED)などを活用した調査研究について、従来の縦型から横断型を目指して学会連合が中心となってコーディネートするための常置委員会が概説された。また、今井 裕副理事長より日本医療安全調査機構における「医療事故調査等支援団体」としての参加や、歯科専門医制度における第三者機構のありかたについて、歯科関連7団体と協議していることが報告された。
日本歯科医師会の内部組織である日本歯科医学会とは異なる立場で補完する役割を担う学会連合。学会連合の存在意義や必要性を示すための積極的な情報発信に期待したい。