2017年10月8日掲載
船登彰芳氏VS皆川 仁氏によるインプラントバトルが展開
MAC MEETING 2017開催

初日8日は、本会主宰の皆川 仁氏(東京都開業)による基調講演「インプラントガイドの未来を考える ~ここまで改良され変化したインプラントガイド~」で幕を開けた。続いて、関野明日香氏(歯科衛生士、皆川総合歯科クリニック)、佐藤元武氏(株式会社Authentic Partner)、李 昌弘氏(東京都開業)、武川泰久氏(埼玉県開業)、山本尚吾氏(歯科技工士、BeR)らによって、トリートメントエステや自費治療のコンサルテーション、ボーンアンカードブリッジでの対応、クラウン形態と表面性状などさまざまなトピックが語られた。
翌9日は船登彰芳氏(石川県開業)を迎え、本大会のメインプログラムとなる"1Day インプラントバトル"と題した、インプラント治療を皆川氏とテーマ別で論じ合う「遠慮なしの臨床家同士の真剣勝負」が展開された。(1)失敗ケース&トラブルケース、(2)即時埋入VS待時埋入、(3)ボーンアンカーVSインプラントデンチャー、(4)インプラントガイド、(5)インプラントの予後の各テーマに沿って両氏がそれぞれ25分程度プレゼンし、その後壇上で公開討論を行うという形式で5番勝負が繰り広げられた。
特に、打ち合わせ一切なしと謳った公開討論ではインプラントの固定様式や再植について意見が真っ向対立することもあり、両氏の丁々発止のやりとりに会場はおおいに盛り上がった。