学会|2022年2月1日掲載
IADR(国際歯科研究学会)
大阪大学教授・今里 聡氏がIADR副会長に選出される

IADRは、世界最大規模の国際的・学際的な歯学系学会であり、世界中に10,000名以上の会員を擁する。世界的に権威ある研究者や臨床家が要職を務めるなか、歴代の日本人会長として今里氏は4人目の快挙となる。
また、今里氏は30年以上にわたって会員としてIADRに積極的に参加しながら、IADR歯科材料部会長、IADR日本部会(JADR)会長を歴任。さらに、Journal of Dental Research編集委員会メンバー、複数の委員会の委員を務め、2020年にはIADR特別科学者賞(Wilmer Souder賞)を受賞。氏はプレスリリースのなかで「IADRは、私のアカデミックキャリアにおいてもっとも重要な研究プラットフォームでした。IADRのさまざまな委員会活動に関わることで、多くを学びました」と振り返り、「科学者だけでなく臨床医の立場として、IADRは世界の口腔保健の推進を支える大きな力をもっている」と述べ、今後の活動に期待を寄せた。