2023年11月23日掲載
衝撃のスキャンスピードで発売開始
【PR】3Shape Japan 、TRIOS 5 新製品発表会を開催

本会では、2017年発表時唯一のワイヤレス口腔内スキャナーであった「TRIOS 3 Wireless」や、2019年に発表された表面カリエス検知サポート機能を搭載した「TRIOS 4」と今回発表された新製品の「TRIOS 5」の違いに注目が集まった。その内容について、Rune Fisker氏(3Shape Senior Vice President)とJacob Thang Nielsen氏(同社Vice President)から詳細が発表された。
1つめは、従来(TRIOS 4)より30%小さくて20%軽いという現時点における最小化・最軽量化を実現できたということ。スキャンしやすいフォルムにデザインされ、手が小さめの女性でもより操作性が良くなった。
2つめは、新しいスキャンエンジン「ScanAssist」が搭載されたこと。スキャン中にソフトウェアがスキャンの3Ⅾ画像構築を更新し続ける機構を備えているため画像構築のエラーが起きづらく、結果的にスムーズなスキャンを行うことができる。スキャン経験が浅くてもしっかりスキャンしやすくなっている。
3つめは、オートクレーブ滅菌に対応したスキャンチップがデザインされたこと。特殊加工が施されたキズに強いサファイアガラスがチップ先端部を封鎖。チップからスキャナー本体へのあらゆる接触を遮断して交差感染のリスクを減らすデザインとなっている。
これら3つには「シンプル」ということが共通しており、そのシンプルさを表現するために「Simply.」で始まる3つの特性をキーとして設定している。「Simply. Ergonomic」(人間工学的に使いやすい製品デザイン)、「Simply. Effortless」(より効率的で快適な操作と管理)、「Simply. Hygienic」(より衛生管理がしやすい)――この3つが医療従事者とその患者の快適性と健康面をサポートしていく。さらにそれらは、ワイヤレス技術を最大限活かして、院内のどこでもすぐにスキャンできる新しい使い方をコンセプトとした「TRIOS Share」によって波及していくだろう(詳細はこちらを参照)。
本会では、前述の3つの内容がBella Son氏(3Shape韓国Training & Application Specialist)によるライブデモンストレーションにて実演された。上下顎ともに、片顎に20秒もかからずに高精度のセルフスキャンを行うと会場内からは歓声が上がり、この日いちばんの盛り上がりを見せた。スティッチング効率とスキャンエラーで重なった部分を最適化する機能の向上が、このような速さをもたらしている。
その後、デンマーク大使館大使公邸内にて「Kanpai session」が行われ、濱田将人氏(3Shape Country Manager)の閉会の挨拶で締めくくられた。
