社会|2026年6月1日掲載

同社のユーザーら約150名が参集

DentalMonitoring Japan Forum 2026開催

DentalMonitoring Japan Forum 2026開催

 さる5月28日(木)、富士ソフトアキバプラザ(東京都)において、DentalMonitoring Japan Forum 2026(DentalMonitoring Japan株式会社主催)が開催され、歯科医師や歯科衛生士ら約150名が参集した。

 本フォーラムは、AIを用いた遠隔歯科モニタリングシステム「DentalMonitoring(以下、DM)」のユーザーおよび導入検討者向けに企画されたもので、講演・パネルディスカッションなどを通じ、DMの運用方法や活用事例が共有された。

 午前はPhilippe Salah氏(DentalMoniotoring社CEO)による「What’s up DM」と題する講演が行われた。Salah氏はユーザーからのフィードバックをもとに製品改良を続けていく姿勢を示すとともに、DMの適用領域を歯周病やインプラント治療など、矯正歯科領域以外にも拡大していく方針を示した。

 続いてAlice Bovyn Marcillaud氏(同社Global Head of Monitoring Business Unit)による「Product updates」と題する講演が行われ、今後1年以内に予定している追加機能が発表された。最後にKatarzyna Łoza-Sołtyk氏(同社Co-Founder of the Center of Excellence Dental Monitoring)による「DM End-to-End」と題する講演が行われ、DMを使用した2症例を挙げつつ治療開始前から治療終了時までに得られたメリットが紹介された。

 午後は有本志織氏(和歌山県開業)による「10年間デンタルモニタリングを使って」と題する講演が行われた。DM黎明期からのユーザーである有本氏は、成人症例を示しつつDM導入のメリットについて解説し、「DM導入初期には不要な来院を減らすことなどを期待していたが、現在は患者が安心感を抱いて治療を継続できる点に価値を感じている」と述べた。

 続いて行われた院内スタッフによるパネルディスカッション「DMC session」では、浅田 薫氏(千葉県開業)がモデレーターを務め、患者のDM使用や経過をサポートする歯科衛生士・DentalMonitoring Coordinator(DMC)5名がパネリストとして登壇した。患者へのアプリケーション使用サポート、使用上の問題を知らせるアラートの一次チェック、来院調整といった実務や院内での役割分担の状況などが共有された。

 最後は間所 睦氏(東京都開業)による「Digital Orthodontics with DM」と題する講演が行われた。間所氏は効率性向上やデータの統合・共有など、DMをはじめとするデジタル技術活用メリットを述べる一方で、「デジタル技術の限界や発生しうるエラーについても理解を深めることが大切である」と述べた。

 各講演後には質疑応答が行われ、盛会のうちに終了した。なお、本年の同社主催のイベントとしてはDentalMonitoring Summit 2026が、アメリカ・テキサスにおいて、きたる9月17日(木)から19日(土)の3日間で開催予定である。

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