社会|2026年6月2日掲載

全国から約200名が参集、若手臨床家らが熱弁をふるう

月臨会総会2026、「次代を掴め!」をテーマに大阪で開催

月臨会総会2026、「次代を掴め!」をテーマに大阪で開催

 さる5月30日(土)、31日(日)の2日間、新梅田研修センター(大阪府)において、月臨会総会2026(山本晋平会長)が「次代を掴め!」をテーマに、全国から約200名の歯科医師・歯科技工士を集め開催した。

 総会の中心企画となった症例発表では、若手臨床家が日頃の研鑽の成果を披露。咬合再構成やインプラント治療をテーマとした演題が発表され、活発な質疑応答が行われた。コメンテーターには酒井志郎氏(大阪府開業)、岡崎英起氏(大阪府開業)が登壇し、臨床的視点から鋭い考察と助言を加えた。

 審査の結果、最優秀賞にはFTA所属の山本修平氏(兵庫県開業)が輝いた。発表演題は「臼歯部欠損症例における咬合再構成―術前診断を基準とした予知性の追求―」。欠損歯列に対する包括的な咬合再構成について、術前診断を軸とした治療戦略とその予知性を検討した内容が高く評価された。

 第2位にはFCDC所属の山野弘二氏(大阪府勤務)が入賞した。演題は「咬合再構成におけるケースセレクションの重要性 ―骨格から読み解くSafety Zoneへの介入―」。治療成功の鍵となる症例選択について、骨格分析を基盤とした考察が注目を集めた。

 第3位にはFACE所属の橋口隼人氏(東京都開業)が選出された。演題「SX - Sinus Transformation From Conventional To Contemporary」では、上顎洞関連治療における従来法から現代的アプローチへの変遷をテーマに発表を行った。

 近年、若手歯科医師の学術活動や症例発表の重要性がますます高まるなか、本総会は世代やスタディグループの垣根を越えた交流と研鑽の場として大きな役割を果たした。参加者からは発表内容の質の高さを評価する声が多く聞かれ、次代の歯科界を担う臨床家たちの成長と活躍を印象づける大会となった。

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