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社会|2023年8月6日掲載

株式会社ディーアソシエイツ

予防歯科シンポジウム&“か強診”サミットが開催

2日目に行われたシンポジウムの様子。
2日目に行われたシンポジウムの様子。
 6月10日(土)、11日(日)の両日、沖縄コンベンションセンター(沖縄県)において、予防歯科シンポジウム&“か強診”サミット(笠原一規大会長、株式会社ディーアソシエイツ運営)が「予防の時代から定期継続管理の時代へ~『か強診』をいかに定着させていくか~」をテーマに開催された。

 2日間にわたり、特別講演2題、ランチョンセミナー2題、8つのセッション、シンポジウム1題の他、「“か強診”サミット」としては12のセッションが行われた。また、康本塾(康本征史主宰)のメンバー10名によるリレー講演や5名の演者によるシンポジウム「人生100年時代における歯科医院の在り方」が行われた。台風3号の影響が懸念されるなかにもかかわらず、約500名が参集するなど盛会となった。

 2日目のシンポジウムでは、高橋伸治氏(香川県開業)、生田図南氏(熊本県開業)、荒井昌海氏(東京都開業)、康本氏(千葉県開業)が登壇。なかでも最後に登壇した康本氏は、2040年に予想される社会の変化に対応すべく国の政策の方向性を理解し、それに合わせて医院が進む道を明確にする必要性を述べた。そして「2040年の時代はいままでの連続ではない。働き手自体が大きく減るため、何をやらないか、何を残すかを考えなくてはならない」との言葉で締めくくった。

 1日目の講演後には懇親会が開かれ、約200名の演者・歯科医療者が一堂に会した。コロナ禍で久しぶりの再会に喜ぶ参加者や医院づくりについて活発な情報交換が行われるなど、非常に盛り上がりを見せた。

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