時代の先を見据えた次なる挑戦

木宮雄志

本紙編集長

きみや・ゆうし

※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。

　第9回日本国際歯科大会2023ならびに第9回ワールドデンタルショー2023にご協力いただきました歯科医療関係者の皆様にあらためて感謝申し上げます。

　1年半以上にわたり、講演プログラムの企画や抄録集の編集・制作をはじめ、参加登録に関する事務手続き、特設サイトの管理・運営など、全スタッフが通常業務と並行して準備を進めてきました。会期中は講演会場のほか、受付や運営事務局、展示ブースなど円滑な運営を目指してスタッフ一丸となって取り組み、成功裏に終わることができました。

　会終了後には、参加者の皆様から数多くの御礼のお言葉を頂戴しSNS上でも話題を集めるなど、歯科界の活性化に微力ながら貢献できたのではないかと思います。

　各部署では今回いただいたご意見や改善点を次回に生かすべく、すでに2027年の第10回大会を見据えた企画やプロジェクトが始動しています。そして、弊社も次なるステージを見据え、紙媒体を中心とするビジネスモデルから弊社のブランド価値や企画力・編集力を生かしたコンテンツのさらなる充実を図り、今後はデジタル化やリアルイベントを組み合わせ、時代に合わせたDX戦略にも注力してまいります。

　中国の古典『易径』の中に「惟謙受福（謙のみ福を受く）」という言葉があります。また稲盛和夫氏の「謙虚にして驕らず、さらに努力を」という言葉にあるように、今回の成功の裏には組織やさまざまな人の支えがあったからに他なりません。これからも驕らず謙虚にあり続けたいと思います。