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第13回総会・学術大会、WEB・誌上にて開催

2021年1月号掲載

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学会 2021年1月号掲載

第13回総会・学術大会、WEB・誌上にて開催

(一社)日本総合歯科学会

本大会では今後の総合歯科医のあり方が示されていた。
本大会では今後の総合歯科医のあり方が示されていた。
 2020年10月31日(土)から11月3日(火)、7日(土)と8日(日)の計6日間、第13回日本総合歯科学会総会・学術大会(廣藤卓雄大会長、大山 茂副大会長、森田浩光準備委員長、山田和彦実行委員長、鳥井康弘理事長)が「地域医療を支える総合歯科医」をメインテーマに開催された。

 当初は2020年10月31日(土)、11月1日(日)の両日、福岡県歯科医師会館(福岡県)で開催予定であったが、新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大にともない、一部WEBと誌上にて実施され、事前登録を行った199名が参加した。WEB開催に関しては、長島 正氏(大阪大学歯学部附属病院口腔総合診療部)の協力のもと、大阪大学のシステムが活用された。

 WEB開催では、神田晋爾氏(福岡市歯科医師会会長)による講演「政令指定都市・福岡における地域医療連携構想」が行われた。シンポジウム1では、歯科心身症をテーマとして豊福 明氏(東京医科歯科大学)、金光芳郎氏、梅﨑陽二朗氏(ともに福岡歯科大学)、シンポジウム2では歯科訪問診療について、川上智史氏(北海道医療大学)の座長のもと、川端貴美子氏(福岡県歯科医師会)、赤泊圭太氏(日本歯科大学新潟病院)、岩佐康行氏(原土井病院)、太田博見氏(鹿児島県開業)による講演が展開され、盛況を博した。また、教育講演では「日本総合歯科学会のレゾンデートル」と題し、樋口勝規氏(日本総合歯科学会元理事長)による講演が行われた。

 なお、誌上開催では一般口演23題の参加があり、新しい形の学会は盛況のうちに終了した。