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鶴見大学歯学部創立50周年のあゆみを振り返る

2023年1月号掲載

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大学 2023年1月号掲載

鶴見大学歯学部創立50周年のあゆみを振り返る

鶴見大学歯学部

会場には数多くの卒業生が参集し、50年の軌跡を回顧した。
会場には数多くの卒業生が参集し、50年の軌跡を回顧した。
 2022年11月20日(日)、鶴見大学記念館(神奈川県)において、鶴見大学歯学部(大久保力廣歯学部長)による鶴見大学歯学部創立50周年記念大会が開催された。

 まず小川 匠氏(鶴見大学歯学部教授)による開会の辞、続けて渡辺啓司氏(学校法人総持学園理事長)による式辞が述べられた後、中根正賢氏(鶴見大学学長)と早川 徹氏(同大学副学長)より開会挨拶が行われた。

 祝辞では、松井克之氏(神奈川県歯科医師会会長)、吉田直人氏(横浜市歯科医師会会長)、佐藤信二氏(鶴見区歯科医師会会長)、竹内氏、山本直樹氏(鶴見大学歯学部後援会長)の5名より祝辞が贈られた。

 引き続き、「鶴見大学歯学部創立50周年のあゆみ」と題し、大久保力廣氏(鶴見大学歯学部長)が歯学部創立からの50年を回顧した。氏は、当時の卒業式の写真や大学周辺の写真、本会の会場である記念館の2004年設立当時の写真など、懐かしい写真を時系列に沿ってスライドで供覧しながら50年の軌跡を振り返った。

 その後、高橋英登氏(日本歯科医師連盟会長、鶴見大学歯学部臨床教授)による「歯科の未来は明るい~鶴見大学歯学部創立50周年記念講演に寄せて~」と題した記念講演が行われた。高橋氏は、歯科が抱える問題点を整理し「10年後には絶対に歯科医師が不足する時代が到来する」と強調した。また、歯科界は厳しい現状にあるなかでも「全身疾患と口腔の健康の関連性や歯の重要性が認知されてきており、国や国民の歯科に対する意識が変わってきた」と明るい話題にもふれた。


【お詫びと訂正】
本内容に下記のとおり誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
【誤】鶴見大学歯学部同窓会主催
【正】鶴見大学歯学部主催