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2012年2月11日

「歯科口腔保健の推進に関する法律」成立記念シンポジウム開催

「生きる力を支える歯科医療の実現に向けて」をテーマに

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 さる2月11日(土)、東京国際フォーラムにおいて、「歯科口腔保健の推進に関する法律」成立記念シンポジウム(日本歯科医師会主催)が開催され、一般参加者ならびに歯科関係者あわせて約800名が参集した。本シンポジウムは、2011年8月10日に公布・施行された「歯科口腔保健の推進に関する法律」を記念し、開催されたもの。

 会場では、大久保満男氏(日本歯科医師会会長)による主催者挨拶後、小宮山洋子氏(厚生労働大臣)による来賓挨拶や、小椋正之氏(厚生労働省医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室長)による法律制定・趣旨説明が行われた。

 その後、料理研究家として有名な辰巳芳子氏(料理研究家・随筆家)と大久保会長との対談「食といのち」が行われ、辰巳氏の食やいのちに対する考え方に会場は魅了されていた。

 対談後は「生きる力を支える歯科医療の実現に向けて」をテーマにパネルディスカッションが行われた。パネリストには、2008年に全国で初めて歯科保健条例を制定した新潟県の泉田裕彦氏(新潟県知事)をはじめ、健康保険組合の立場から赤塚俊昭氏(デンソー健康保険組合常務理事)、また、新潟県についで全国2番目に歯科保健条例を制定した北海道を代表し富野 晃氏(北海道歯科医師会会長)、日本歯科医師会の立場から佐藤 保氏(日本歯科医師会常務理事)、厚労省の立場から小椋氏が登壇し、それぞれの立場から発言がなされた。

 なお、本シンポジウムの開会に先立ち記念式典が開催され、櫻井 充氏(民主党・参議院議員)、田村憲久氏(自由民主党・衆議院議員)、坂口 力氏(公明党・衆議院議員)による来賓挨拶が行われた。本法律が超党派によって成立されたことがうかがえるほど、会場には政党問わず多数の国会議員が参集し成立を祝った。