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2008年6月24日

第4回「デザイン・エクセレント・カンパニー賞」表彰式開催

株式会社吉田製作所、栄誉に輝く

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 さる6月24日(火)、国際文化会館(東京都)にて第4回デザイン・エクセレント・カンパニー賞表彰式(財団法人日本産業デザイン振興会、株式会社ダイヤモンド社主催)が開催され、株式会社吉田製作所(東京都、山中通三代表取締役社長)をはじめとする8社に同賞が贈呈された。
 「デザイン・エクセレント・カンパニー賞」は、経済産業省が平成15年に国内産業の活性化と国際的な産業競争力の強化に向けて、将来のデザイン政策のあり方をまとめた「競争力強化に向けた40の提言」を受けて創設。企業経営とデザインの関わりを深め、ビジネス領域でのデザイン活用を支援することを目的に平成16年度から実施されている。また、デザインを重要な経営資源として位置付けながら経営を実践し、次世代の企業モデルにふさわしいと考えられる企業と経営者に贈られる賞となっている。
 会場では、福原義春氏(デザイン・エクセレント・カンパニー賞選考委員会委員長、株式会社資生堂名誉会長)より受賞企業の代表者らに楯が授与された後、それぞれ挨拶した。そのなかで山中通三氏は、「従来の歯科医院のもつ独特の雰囲気(歯の切削音など)が来院への妨げとなっていると考え、近年ではデザインに注力し、患者さんおよび健康な方が来院しやすい歯科医院づくりを心がけてきた。すぐれたデザインには患者さんを癒す力があると信じて活動してきたことが、今回の受賞につながったのではないか」と述べた。
 その後、福原氏は同賞について、「企業の生き方には、見かけのデザインではなく精神としてのデザインが込められていて、形の上でのデザインと結びつき、お客様に伝わることが望ましい。デザインを通じて企業が地域・お客様に対してより良い生き方を提案することによって、企業も成長していくことが本賞の狙いでもある」と述べ、「本賞を受賞された企業はその後、めざましい成長を遂げているため、選考委員会としても心強く思っているし、本賞の存在意義は21世紀になり大きくなっていくと思われる。本日受賞された企業が、より存在意義を輝かしていただくことを願っている」と、受賞企業を激励した。

以下に今回の受賞企業を示す。
株式会社昭文社 代表取締役社長 黒田 茂夫
株式会社ジョージズファニチュア 代表取締役 横川 正紀
株式会社セラリカNODA 代表取締役社長 野田 泰三
株式会社タニタ 代表取締役会長 谷田 大輔
タビオ株式会社 代表取締役会長 越智 直正
株式会社ナビタイムジャパン 代表取締役社長 大西 啓介
ブルーミング中西株式会社 取締役社長 中西 一晃
株式会社吉田製作所 代表取締役社長 山中 通三
(企業名50音順、全8社、敬称略)
 なお、デザイン・エクセレント・カンパニー賞の選考趣旨、および歴代の受賞企業/受賞者については、http://www.dbforum.jp/commendation.htmlにて。