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2012年11月9日

第22回日本歯科医学会総会開催

「お口の健康 全身元気―各世代の最新歯科医療―」をテーマに

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 さる11月9日(金)から11日(日)の3日間、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)ならびにインテックス大阪(ともに大阪府)において、第22回日本歯科医学会総会(日本歯科医師会・日本歯科医学会主催、川添堯彬会頭)が「お口の健康 全身元気―各世代の最新歯科医療―」をテーマに開催され、国内外から10,000名以上の歯科医療関係者が参集した。本総会の大阪での開催は平成3年以来、21年ぶり。各会場ではシンポジウム、歯科技工士セッション、歯科衛生士セッション、国際セッション、ランチョンセミナー、サテライトシンポジウム、テーブルクリニックなど、4年に一度となる日本最大の学術大会にふさわしく、多数のプログラムが行われ、大盛況となった。

 9日(金)には開会に先立ち、開会講演として高橋和利氏(京大iPS 細胞研究所初期化機構研究部門講師)が「iPS 細胞研究の進展」と題するテーマで登壇。本来であれば山中伸弥氏(京大iPS細胞研究所所長)が登壇する予定だったが、ノーベル賞受賞が決定したことで日程調整がつかず、急遽、高橋氏の登壇となった。高橋氏は、iPS細胞研究の最新知見について披露し、満場の盛り上がりのなかで見事に山中氏の代役を務めた。

 その後、開会式が行われ、主催者を代表して川添堯彬会頭(大歯大理事長・学長)の式辞をはじめ、江藤一洋氏(日本歯科医学会会長)、大久保満男氏(日本歯科医師会会長)が挨拶を行い、文部科学省や厚生労働省の担当者らも来賓として祝辞を披露した。

 11日(日)はあいにくの天候となったが、午後には浜村 淳氏(パーソナリティ、司会、映画評論家)が登壇した公開フォーラムや府県民イベントなどにも、歯科医療関係者以外の来場者が多数来場し、こちらも盛会となっていた。