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2012年12月15日

日本包括歯科臨床学会設立記念総会盛大に開催

歯科臨床はDentistryとStomatologyの両輪で

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 さる12月15日(土)、16日(日)の両日、ベルサール飯田橋ファースト(東京都)において、日本包括歯科臨床学会設立記念総会(名誉顧問・(故)筒井昌秀氏、顧問・筒井照子氏、会長・上田秀朗氏、大会長・倉田豊氏)が、500名もの参加者を集めて盛大に開催された。同学会は故・筒井昌秀氏と照子氏主宰の筒井塾の一環として活動されていた「JACD」の20周年と「咬合療法研究会」の10周年を機に2つの研究会を統合して設立されたもの。歯科臨床にはDentistryとStomatologyの両輪が不可欠であるとの考えのもと今後の活動が行われるという。

 初日は筒井照子氏による「力を読む、コントロールする」とは何を、どうすればいいのだろう?、内山 茂氏(埼玉県開業)による「歯科過剰負荷症候群について」の講演のほか、別会場では6題の会員講演が行われた。

 2日目は引き続き会員講演、基調講演が行われたほか、最後にシンポジウム「口腔の恒常性を保つために-「Longevity」筒井昌秀の臨床を語る」が行われ、昌秀氏の臨床について、照子氏、上田氏、増田長次郎氏(兵庫県歯科技工所開業)、筒井祐介氏(福岡県開業)によるあたたかみのあるディスカッションが行われた。昌秀氏の臨床スライドが映されるたびに会場からは感嘆の声が聞かれた。また、別会場では歯科技工士のための分科会も開催され、こちらも盛況であった。

 全国各地から多くの参加者を集め、成功裏に幕を閉じた設立総会であった。