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2013年2月3日

新潟再生歯学研究会、総会・学術講演会を開催

特別講演に千葉英史氏を招聘

 さる2月3日(日)、ホテルイタリア軒(新潟県)において新潟再生歯学研究会(榎本絋昭施設長:新潟県開業、佐藤正治会長:新潟県開業)による総会・学術講演会が開催された。

 今大会では、特別講演の演者に千葉英史氏(千葉県開業)を招聘し、「重度歯周病罹患歯の診断と治療」の題目で講演が行われたほか、同会会員6名による会員発表が行われた(講演順)。演題・演者を以下に示す。
「急性炎症時の診断について考えさせられた症例」(田口裕哉氏、新潟県開業)
「自家歯牙移植とインプラント」(中山伊知郎氏、山形県開業)
「私の目指す歯科医療~コンピュータガイドシステムを導入して~」(夫馬吉啓氏、愛知県開業)
「開業医におけるドライマウス診療の導入」(三村博史氏、新潟県開業)
「左側下顎犬歯欠損を伴う咬合崩壊症例への対応」(高野遼平氏、新潟大)
「Periowaveを導入して変化した臨床」(小野里元気氏、群馬県開業)

 特別講演「重度歯周病罹患歯の診断と治療」で招聘された千葉氏は、開業27年にして20年以上の経過観察症例が300例を超えたという。歯周病対応の要は「観察」であるということをよりどころに、まず的確な診査・診断から歯周基本治療の可能性を探る講演内容であった。とにかくエックス線写真や病態をみる目に長けていて、症例に対する洞察力には参加者が驚愕の表情を浮かべていたのが印象的な講演となった。いかにして長期的に安定させられるかを目標に、骨縁下ポケットへの対応から根分割抜去の症例まで、多くの長期経過症例が披露された。

 会員発表、特別講演ともに質疑応答は活発で、会員発表の演者自らが憧れの存在である千葉氏にコメントを求める姿もみられた。なお、新潟再生歯学研究会の次期会長に倉嶋敏明氏(新潟県開業)が就任することも合わせて発表された。