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2013年7月28日

GC友の会学術講演会仙台講演会開催

「急速にニーズが高まる高齢者の歯周治療―高齢化の波を診療室と在宅で先取りする―」をテーマに

 さる7月28日(日)、宮城県建設産業会館(宮城県)において、GC友の会学術講演会仙台講演会「急速にニーズが高まる高齢者の歯周治療―高齢化の波を診療室と在宅で先取りする―」が米山武義氏(静岡県開業)を講師に迎え、開催された。歯科医師や歯科衛生士など約160名が参集し、盛会となった。

 氏はまず、超高齢社会に突入した現在、残存歯数が多い高齢者が増えていることから、診療室に来院できる高齢者はもちろん、何らかの事情によって来院できなくなった高齢者の歯周治療にも本格的に取り組む必要があるという本会の企画主旨を述べた。そのうえで、統計や疫学的調査、自身の症例や訪問診療の取り組みなどを供覧しながら、日本の高齢化の実態、高齢者の歯周病の現状、高齢者に適した歯周治療、歯周治療における菌血症の予防、歯科医師・歯科衛生士の役割などについて詳細に解説した。その中で氏は、「若年者の歯周治療と比べ、高齢者の歯周治療では特に考慮すべき点がいくつかあるが、高齢者に歯周基本治療が必要であることに変わりはない」と述べ、診療室で臨床に携わっている歯科医療者に高齢者医療の領域でより一層活躍してほしいとした。さらに、このような取り組みによって歯科はこれまで以上に社会に貢献できる存在となると提言し、多くの聴衆の関心を集めた。